2018年 パナソニックオープン

石川遼は「ヤジも聞きたい」 DJ+酒+関西人でいったいどうなる?

2018/04/18 19:25
週末の関西人の盛り上がりに期待した石川遼。

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 事前情報◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪)◇7343yd(パー71)

昨年大会で導入された「ザ・ギャラリーホール」が、今年関西に初上陸する。大会期間中の土日、茨木CCの17番(パー3)。436席のギャラリースタンドと、80席のパラソル席に囲まれたパー3では、お酒を飲みながら、大声を出して観戦することが推奨される。グリーンDJとしてプロゴルファーのタケ小山と、アナウンサーの薬師寺広さんが盛り上げに一役買う。

「賛否はあると思いますけど」と選手会長の石川遼。「僕は(大声は)全然気にならない。大阪開催ということもあるし、いろんなヤジも聞いてみたい」とおどけてみせた。「新しいことはとりあえずやってみて、いろんな声を聞いて、想定していないことにどう対応していくかが大事」と積極的だ。

1ホールの外周に2万人を収容する米ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」の16番(パー3)。多くの観客は、ゴルフを観ているようでもあるし、パーティを楽しんでいるようでもある。そんな多様なトーナメントの楽しみ方が、日本ツアーには少ないのが現状だ。

「ゴルフ観戦というだけじゃなく、休日の楽しみ方の1つとして“ゴルフトーナメントに遊びに行ってみよう”って思ってもらえたら、新たな層の人たちにも注目してもらえるチャンス。僕は非常に前向きにとらえています」と期待した。

「たぶん、僕がギャラリーだったら1日そこにいると思います」と笑う石川。週末の17番(午前10時から午後3時)に要注目だ。(大阪府茨木市/今岡涼太)

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