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石川遼に“ガス欠”なし 終盤ショット復調も1打届かず

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(15日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

あと一歩が届かなかった。4打差の2位タイから出た石川遼は3バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算11アンダー。最終組で一緒にプレーし優勝した重永亜斗夢に1打差の単独2位に終わった。今季の日本ツアー国内開催初戦で2016年の「KBCオーガスタ」以来となる通算15勝目はならなかった。

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単独首位の座を奪われた前日3日目、石川は最終日を見据えて「パッティングにかけたい」と言った。序盤はその言葉通りの展開。第2打をグリーン奥のカート道にこぼした1番ではグリーンエッジから8mをパターでねじ込んでパーセーブ。続く2番は6mのバーディパットを沈めた。

重永がハーフターンまでに3打落とし、1打差で迎えたサンデーバックナイン。ただ、グリーン上の勝負だけではタイトルに及ばなかった。「中盤ですかね…。重永さんの方がより攻めていた。全力で一打一打、打っていた。そこで負けてしまった」という。週を通じて安定しなかったスイングが復調し始めたのは、終盤3ホールになってから。16番(パー3)では奥に切られたピンを攻め込み、4mのスライスラインを読み切ってバーディ。17番(パー5)も2オンからバーディとしたが、最後まで重永をとらえることはできなかった。

前週のツアー外競技「千葉オープン」、「岐阜オープンクラシック」(ともに2日間競技)の連勝を経て乗り込んだ試合で、“ガス欠”することなく最後まで優勝争いを演じたことには手応えもある。悔しさに包まれながら「自分としては必要なときに粘れるパフォーマンスは出せた。16番からショットの内容が良くなったのは収穫」と、前日よりも上を向けた。

次週はアジアンツアーとの共同主管競技「パナソニックオープン」(大阪府、茨木カンツリー倶楽部・西コース)に出場。「優勝争いで負けた選手は、次の週は調子を少し落として入ることが多い。自分もそういうパターンが多いが、きょうに関しては納得いくショットがあったので」と、続けざまの活躍を期待させてコースを去った。(三重県桑名市/桂川洋一)

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