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「調子に乗りすぎた」石川遼は首位譲り4打差

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 3日目(14日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

がまんのムービングデーを乗り越えた。11アンダーの単独首位から出た石川遼は1バーディ、2ボギーの「72」と一つスコアを落とし、通算10アンダーの2位タイに後退した。トップに躍り出た重永亜斗夢とは4打差。2016年8月「KBCオーガスタ」以来となるツアー通算15勝目に向け、逆転を求められる立場になった。

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前日までにビッグスコアをマークした選手に漂う“閉塞感”。後続を4打リードして週末を迎えた石川は、序盤からコースを攻めあぐねた。1番、2番と5m前後のチャンスを外し、3番(パー3)では第1打を左に大きく曲げ、左足下がりのライからなんとかパーセーブ。1Wで右サイドの池に打ち込んだ4番(パー5)をボギーとし、早くも2打差に迫られた。

6番(パー3)でグリーン右のラフからチップインバーディ。「ティショットをミスしたのが悔しくて。カップに入れることしか考えなかった」と右手でガッツポーズを繰り返したが、その後が続かない。チャンスを作れない展開が延々と続いた。

一番の原因は改善中のショットの不振。「(6番で)流れが変わったと感じたが、根本的なスイングの問題がある」。スイング中のクラブフェースの動きを整える試行錯誤は昨秋から続いており、状態は日々違う。中でもこの日は「ダウンスイングで思ったところにクラブが下りなかった。(理想のスイングは)ゼロですね」という評価だった。

予選2日間で好スコアを支えたグリーン上のプレーも振るわなかった。初日「25」、2日目「24」だった1ラウンドのパット数は「36」。ボールをつかまえきれず、出だしの1番からカップの右フチをかすめるシーンばかり。「『きょうも入れてやろう』という気持ちが先走った。調子に乗りすぎた。ラインを大事にしないといけない」と反省の弁を並べた。

逆転を狙う日曜日はキャリアで29度目の最終組で回る。ショットへの不安を持ちつつ「パッティングにかけたい」と言った。第2打を池に入れた最終18番は、3mのフックラインをねじ込んでダブルボギーを回避した。「ボール1個半くらい(左に曲がるライン)でしたけど、いいところに打てた。よくあの流れで決められた」。72打目でつかんだ自信を、あすどう生かせるか。(三重県桑名市/桂川洋一)

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