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11ホール連続1パット 石川遼はグリーンで粘り首位堅守

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(13日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

石川遼が2シーズンぶりのツアー優勝に前進した。8アンダーから出た第2ラウンドは平均6.3m/sの風が吹き荒れるコンディションにもかかわらず、5バーディ、2ボギーの「68」。パッティングがさえわたり、通算11アンダーの単独首位で後続に4 打差をつけた。

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ショットへの不満は前日から募るばかり。パーオン率はこの日44.44%(全体94位)に落ち込んだが、石川は2日連続でアンダーパーを記録した。驚きの数字は18ホールのパッティング数「24」だけではない。出だし1番から後半11番まで「1パット」が並んだ。

中盤に1.5m前後の微妙なパーパットを沈め続け、折り返しの9番では圧巻のパーセーブを見せた。強いフォローの風を受けた1Wショットは右に曲がり、隣のホール近くの斜面へ。グリーン方向には植え込みがあり、第2打はティグラウンド方面に戻すことを余儀なくされた。残り100yd弱の3打目でグリーンに乗せ、そこから8mを沈めてみせた。「ショットで(好スコアを)獲れなかったら、パットで獲ろうという意識でやっていた」。さらに10番もバンカーショットの後に4mを沈めてパーセーブすると、続く11番で奥から5mを流し込んでバーディを決めた。

「いつボギーが来てもおかしくない。不思議とボギーが来ない内容になった」と安堵したが、自信を持ってグリーン上のプレーに取り組んでいる。以前は「スライスライン、フックラインのどちらかが入る」という傾向がラウンドごとに強く出たというが、今週はそのバラつきが少ないという。「『良いパットが打てた』とボールを見送ったのがよく入った」と、手に残る感触と結果とのギャップが今は限りなく少ない。

前週のツアー外競技「千葉オープン」「岐阜オープンクラシック」(いずれも2日間競技)での2連勝を経て狙うのは、2016年8月「KBCオーガスタ」以来となるツアー通算15勝目。「まだ、これが折り返し。非常に長い道のりになる。これを守ろうとするのはまだ先。(週末の)予想はせずにベストを尽くしたい」と油断はない。午後7時前。「まだ明るいから打てるみたい」。自身の“死角”を埋めるため、日没間際の練習場へと急いだ。(三重県桑名市/桂川洋一)

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