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「ゴルフ界を引っ張れるように」石川遼 選手会長として“初仕事”

ジャパンゴルフツアー選手会長の石川遼が14日、奈良育英小(奈良市)を訪問。小学3年から6年までの80人とスナッグゴルフ(プラスチック製のクラブと軟らかいボールを用いたゴルフ)を楽しみ、約1時間に及ぶ講演ではゴルフの魅力をアピールした。

「男子のプロゴルファーだと270mぐらいボールが飛ぶ。球技でこれだけ遠くに飛ぶのは他にない。野球のホームランで120mぐらいだけど、ゴルフはその倍飛びます。4月に大阪で大会(パナソニックオープン/茨木CC)があるので、ぜひ一度ゴルフを見に来てほしい。見たいなと思ったら、みんな招待します」

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ゴルフの楽しさや素晴らしさを伝える目的で、選手会により2009年から始まった「ゴルフ伝道」活動。石川が参加するのは、2016年に熊本県を訪問してから2年ぶり2回目で、1月に選手会長に就任してから初めての公務となった。質疑応答では、プロテストを受ける予定という奈良育英高ゴルフ部の女子生徒や、小学生の質問に丁寧に答えた。

スナッグゴルフはアメリカのPGAツアー選手によって開発されたゴルフの基本を学ぶためのスポーツで、日本では全国大会が03年に初開催。09年の予選会には54校が参加していたが、17年は63校が参加するなど、競技人口の裾野を広げる意味でも成果をあげつつある。

石川は「ジュニアのゴルフ人口が減っている実態はあるが、スナッグゴルフが5年から10年でいい影響を与えてくれると期待している」と熱弁した。昨年10月の「日本女子オープン」で40年ぶりの大会連覇を達成し、米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗も、小学3年でスナッグゴルフに出会い、19歳で日本ツアー3勝をあげるまでに成長。今回の訪問では、放課後や休み時間に楽しめるようにと30人が遊べる25万円分のセット一式が寄贈された。

史上最年少で選手会長に就任した26歳は、ゴルフ界の発展に向けて多くの施策を計画中で、やるべきことは山積みのようだ。「サッカーや野球、テニスに比べてゴルフは少し置いていかれているが、自分がもっと活躍することで、いろんな人にとってゴルフが身近になる。もっとゴルフ界を引っ張れるようにしたい。それが夢」と力を込めた。(編集部/玉木充)



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