2018年 SMBCシンガポールオープン

【速報】石川遼が首位浮上 引き続き決勝ラウンドへ

2018/01/20 13:08
石川遼が午前中の第2ラウンドで首位タイに浮上した

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 3日目(20日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7398yd(パー71)

雷雲接近により順延されていた第2ラウンドが午前7時40分に再開され、全選手が予選ラウンドを完了。石川遼が通算7アンダーとしてチャプチャイ・ニラト(タイ)と並び、首位タイに立った。午後に決勝ラウンドを開始する。

1打差の6アンダー3位に昨年4月に「マスターズ」を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)、川村昌弘ら5人。通算4アンダー12位タイにルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)のほか小平智武藤俊憲岩田寛小田孔明らがつけた。

昨年度賞金王の宮里優作は通算イーブンパーの53位タイ。前年度覇者のプラヤド・マークセン(タイ)、池田勇太片岡大育はカットラインに1打足りず予選落ちした。

前日に第2ラウンドの8ホールを消化していた石川は、前半9番の第2打からプレーを再開。グリーンに乗せた後、7mのバーディパットを沈めた。続く10番は9mを決めて2連続とすると、14番(パー3)でも10mをねじ込んでバーディとした。

「昨日からボールを芯で捕らえられている」とグリーン上での好感触を実感。アイアンショットについては「良いスイングもあるが、ミスもある。当たりが良くないところもある」とこぼしたが、終盤17番(パー3)では7Iでのティショットをピンそば1mにつけ、未消化分の10ホールで4バーディ。同ラウンドを8バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「66」でまとめた。

第3ラウンドは最初のグループが午後0時50分(日本時間同1時50分)にスタート。石川は「まだまだです。これから何があるか分からない。体力的には問題ないが、課題が結構あるので頑張りたい。予想できないほど伸ばせているが、スコアのことはあまり考えずにやりたい」と、今季開幕戦での勝利に向け淡々と話した。

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