2018年 SMBCシンガポールオープン

石川遼は8ホール終えて中断 「楽しみ」な3日目は長丁場に

2018/01/19 20:22
石川遼は9ホール目のティショットを放った後、翌日順延となった

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 2日目(19日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7398yd(パー71)

石川遼は2アンダーの17位タイで迎えた第2ラウンドの途中で、雷雲接近によりプレーが3日目に持ち越された。前半8ホール(4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー)を終えて通算3アンダーの暫定22位タイ。「ティショットに良い兆しが見えてきた。あしたもすごく楽しみだし、なんとか優勝争いをしたい」という3日目は最大で28ホールを回る。

午後2時20分にスタートした石川は、出だし1番で5mを沈めて幸先よくバーディ。3番では2Iでのティショットを左の林に突っ込み、1罰打を加えて2日連続でダブルボギーを喫したが、続く4番(パー5)から2連続バーディで取り返した。2打目をバンカーに入れた6番の直後、7番(パー5)は3打目をピンそば80cmにつけて、この日2度目のバウンスバックで前日から1つスコアを伸ばした。

折り返しの9番で1Wショットを放ち、フェアウェイを歩いていたところ中断のホーン。出入りが激しい一方で、バーディの多い内容には充実感もあり、プレーを続けたかったのも本音だが「やりたかったけれど、最後(日没間近のホール)が暗くなってしまうので、あした明るいところで(残りの)10ホールをプレーできた方がいい。早めに中断を決めてもらえたので、選手の身体にとってはありがたい」と話した。

開幕前に痛めた右の首から肩甲骨にかけての痛みは「80%くらまで良くなってきた」と回復を実感。アイシング治療を施しながら「これ(故障)のおかげでスイングにちょっとつかんだ部分があった」と静かにうなずき、クラブハウスを去った。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)

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