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国内男子ツアー2018年は1試合減 賞金シードは19年から一元化

国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日(火)、都内で2018年度の大会日程、および19年度以降の出場資格を明らかにした。来季は前年比1試合減の年間25試合を開催。賞金総額は35億775万円となった。

新シーズンはアジアンツアーとの共同主管で行われる1月の「SMBCシンガポールオープン」で開幕。翌週の「レオパレス21ミャンマーオープン」を終え、約2カ月のオープン期間を経て、4月の「東建ホームメイトカップ」(東建多度カントリークラブ)で国内初戦を迎える。

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新規の大会はなく、15年から3季行われた「ホンマ・ツアーワールド・カップ」が開催中止となったことで1試合減少した。「ISPSハンダマッチプレー選手権」が賞金総額を2000万円アップの2億3000万円(優勝5200万円)に引き上げ、今年も年間最高額の賞金がかかる試合となった。

JGTOは合わせて18年実績をもとにした19年度の出場資格の改正について発表。これまで設けられていた、年間のフルシードにあたる「第1シード」(前年度の賞金ランキング上位60人)と、前半戦の限定的な出場権である「第2シード」(以下15人)の区分を廃止。上位65人に1年のフルシードを付与する。

また、年度末に行われる最終予選会(QT)を1位で通過した選手に翌年1年間の出場資格を与える。同予選会で2位から19位までの選手と、下部チャレンジトーナメントの賞金ランク上位20人(1位の選手はフルシード)が、第1回リランキングまでの限定的な出場資格を手にする。トーナメント運営部の小山和顕部長は「(第2シードの廃止は)ファンに分かりやすくするため。チャレンジトーナメント、QTから来る若手が活躍できるように、活性化を目的に資格を改定した」と説明した。

男子ツアーは今季、年間の来場者数およびテレビ視聴率がともにダウン。就任から2シーズンを終えたJGTOの青木功会長は「この2年間で見に来てくれる人と選手との接点を下準備してきたつもり。(スポンサー企業に)『女子だけでなく、男子もお願いします』という話もしてきた。少しずつ興味を持ってくださる企業の方もいらっしゃる。19年くらいから(新しい)試合ができたらいいなと感じるものがある。会長職を目いっぱいやって期待にこたえたい。もう少しお待ちください」と“再建”に意欲を示した。

そして、来季国内ツアーを主戦場とする意思を示した石川遼については「アメリカで相当苦しんだ。これから世界ランクを上げてまた(米ツアーに)行くチャンスはいくらでもある。本人がそう決断したのは我々にとっては嬉しい。日本の選手に『遼に負けない』という気持ちが芽生えてくれたらもっとエキサイティングなゲームができる。『遼、ありがとう』と言いたい」と期待した。

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