「神様がくれたチャンス」18番バーディは稲森佑貴ただ一人
2017/12/01 17:48
◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(1日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)
この日の難易度1位となった18番(パー3)で、唯一バーディを奪ったのが稲森佑貴。グリーン手前から約20ydをウェッジで沈めて「68」とし通算3アンダー2位に浮上。カップインした球をギャラリーに投げ入れるパフォーマンスで派手に締めた。
普通は“感情”に身を任せるが、「“体”に身を任せたら勝手にボールを投げていました」と、言い間違えるところも、ツアー未勝利の23歳の愛嬌か。
それでも、2013年の宮里優作、昨年のパク・サンヒョン(韓国)と、今大会の優勝者が18番でチップインを決めていることを引き合いに出し、「本当に入るとは思わなかったし、神様がくれたチャンスなのかなと思う」と初優勝の予兆として、大切に心にしまった。(東京都稲城市/今岡涼太)