2017年 太平洋マスターズ

松山英樹が初のコース監修 太平洋クラブ御殿場コース全面改修へ

2017/11/07 19:39
初めてコース監修に携わる松山英樹。1年後の完成が楽しみだ ※提供画像

9日開幕の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の開催地・太平洋クラブ御殿場コース(静岡県御殿場市)は7日、松山英樹の監修で同コースを全面改修すると発表した。松山がコース設計に携わるのは初めて。工期は2018年1~10月の予定で、来シーズンの大会は改修後のコースで開催する。

全面改修の設計はバルタスロールGCやコングレッショナルCCなど近年数多くのメジャー開催コース改修を手がけたリース・ジョーンズ氏が担当。2011年と16年に今大会を制し、米PGAツアーで通算5勝を挙げている松山は、プロの視点でより高い戦略性を目指し、難易度を上げつつトーナメントの質を高める立場から監修を務めるという。

松山はこの発表にあたって、コースを通じて「米ツアーで数多くの著名なコースにてトップ選手と凌ぎを削る間に、憧れのオーガスタや、メジャーを開催するコースに準ずるトーナメントコースが母国日本にあれば、また、どうしたら日本のコースセッティングを世界レベルへ引き上げることができるのかという想いが強くなってまいりました」とコメントし、監修を引き受けた動機を説明。「これまで私が世界のトーナメントコースでプレーした経験が少しでもお役に立てれば光栄です。世界レベルになった太平洋クラブ御殿場コースが改めて海外からも評価されるよう、私も適宜情報発信してまいりたいと思います」とした。

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