2017年 トップ杯東海C

片山晋呉が静かに見据える32勝目

2017/09/30 17:54
2013年以来の大会Vを目指す片山晋呉

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 3日目(30日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7325yd(パー72)

4年ぶり2度目の大会制覇を目指す片山晋呉が6バーディ、3ボギーの「69」でプレーし、通算9アンダーの5位に浮上した。4番では15mのバーディパットを沈めるなど、この日の平均パット数を「1.5」(3位)とし「パッティングがいい感じで来ています。予定通りのいい感じですね」と笑みを浮かべた。

1997年から19回目の出場となる今大会。「コースの相性はいい」。2013年の優勝を含めてトップ10入りは14回で、大会ごとの獲得賞金は「マイナビABCチャンピオンシップ」(1億6847万200円)に続く1億794万6920円。予選落ちは一度もなく「ここはホームコース(のようなもの)」と話す。

首位とは2打差。「僕には追いかけるぐらいがちょうどいい。最後の最後に神様が振り向いてくれた人が勝つコース。3日目まで静かに優勝圏内に入れて、最終日をプレーできるのはいいこと」。永久シードを保持する44歳ベテランは32勝目を静かに見据えた。(愛知県みよし市/玉木充)

2017年 トップ杯東海C