2017年 トップ杯東海C

塩見好輝が自身初の首位「カメラマンが増えて実感」

2017/09/28 19:06
右首痛が改善しショットも好調の塩見好輝

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 初日(27日)◇三好カントリー倶楽部 西コース (愛知)◇7325yd(パー72)

ホールを重ねるたびに増えるシャッター音に気持ちも高ぶった。塩見好輝が7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、6アンダーの首位タイで発進した。「これが首位かと。途中からカメラマンが多くなって首位を実感しました」と、自身初めてリーダーボードのトップでラウンドを終え、興奮冷めやらぬ状態で振り返った。

9月の「ANAオープン」前から極度の右首痛に苦しんでいたが、ミツバチの毒針を患部に刺す民間療法を行って回復に努めた。「これまではかばいながらショットしていたが、だいぶ痛みも取れてきて、思い通りに打てるようになりましたね」と効果を説明。パー5の7番と15番で計測したドライビングディスタンスでも6位となる平均300ydを記録した。

プロ5年目で、これまでの最高成績は2014年「長嶋茂雄招待 セガサミーカップ」と16年「関西オープン」の8位。「あまり期待してもうまくいかないから、力を入れ過ぎないように頑張りたいですね」。冷静に残り3日間を見据えた。(愛知県みよし市/玉木充)

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