2017年 トップ杯東海C

宮里優作は準地元から再加速へ シャフト調整したアイアンに好感触

2017/09/27 17:14
今季2度目の準地元Vを目指す宮里優作

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 事前情報(27日)◇三好カントリー倶楽部 西コース (愛知)◇7325yd(パー72)

賞金ランク1位のチャン・キム(アメリカ)とはわずか約184万円差の2位。自身初の賞金王を狙う宮里優作が、拠点を置く愛知から再び加速をつける。

前週の「アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップ」では通算2オーバーの46位に終わり、「あまりよくなかった」と振り返った。今季3勝目に向けてアイアンシャフトの硬さを「Sよりも硬いくらい」にやや落とし、「少し柔らかくして、しなり感を出したら今のアイアンヘッドとのマッチングが良くなった」という。4月の「中日クラウンズ」でも優勝しており、地元からの期待も大きい。

「追いかける立場になるが、賞金ランク5位ぐらいまでは十分にチャンスがある賞金差。この試合をきっかけにぺースアップできればいい」。シーズンも残り10戦となり、居を構える準地元で気持ちを高めた。

昨年大会は4位と相性は悪くないコースだが「タフですし、グリーンにつけるところによってはかなり難しくなる」と警戒した。自宅からコースまで車で“通勤”できる距離だが、臨戦態勢を整えるためにもホテル泊で4日間の戦いに挑む。(愛知県みよし市/玉木充)

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