2年連続予選落ちも、将来への気持ちを固めた？石川航

◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタ 2日目（25日）◇芥屋ゴルフ倶楽部（福岡）◇7151yd（パー72）

最終ホールのバーディパットがカップをくるりと回って外れると、キャディの姉と顔を見合わせて苦笑い。大会2度目の出場となった石川航（浦和高3年）は、2日目はノーバーディの「79」とスコアを落とし、通算10オーバーの129位で2年連続の予選落ちに終わった。

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「ショットもパットも、調子が悪いとかじゃなく、現状の実力で全然足りないと思いました」と、プロとの差を真剣に受け止めた。「昨年に比べればスコアは良くなったけど、まだ低い位置にいるので、まだまだです」。

9月に再開する高校生活も、残りわずかだ。同級生は大学受験の準備を進めるが、石川は「みんなは勉強、僕も負けずに練習を頑張りたい」と、兄・遼のようにプロゴルファーになる夢を追い掛ける。「まだ（進路は）決めていないけど、いまのところはプロゴルファーになりたいと思っています」と、最終決断を前に改めて自分の気持ちを口にした。（福岡県糸島市／今岡涼太）