永野竜太郎が愛妻の前でホールインワンを達成
2017/06/05 08:01
◇国内男子◇日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(4日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7384yd(パー71)
永野竜太郎がプロ転向後初となるホールインワンを達成した。前半3番(パー3/192y)、7Iで放ったティショットはピン手前2mにキャリーし、ラインを伝ってカップイン。宍戸の丘に歓声が響き渡った。
初日2アンダー20位タイでスタートを切ったが、2日目、3日目ともに「74」で順位を落とした。「調子は良くなってきているが、スコアに結びつかない」フラストレーションのたまるゴルフを強いられていた。最終日は「70」でホールアウトし意地を見せた。
会場には昨年12月に結婚したばかりの博子夫人が来場。これまで「5、6回あった」というものの、プロの試合では初めてとなったエースを、愛妻の前で披露した。賞金の100万円の使い道は未定。博子さんも「(賞金は)彼のものなので私は何も…(買ってもらいません)」と謙虚に照れ笑いした。
初勝利が期待される29歳は、茨城・水城高出身。“第2の故郷”とも呼べる場所でのスーパーショットを起爆剤にしたい。(茨城県笠間市/柴田雄平)