2017年 中日クラウンズ

涙の敗戦から1年 片岡大育「リベンジしないと」

2017/04/26 16:31
昨年プレーオフ負けの片岡大育。今度こそ、の思いがたっぷり

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報(26日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)6545yd(パー70)

前年大会でキム・キョンテ(韓国)とのプレーオフに敗れた片岡大育は、苦い思い出の残る地でツアー3勝目を狙う。

片岡は昨年、2日目に単独首位に立ってそのまま逃げ切るかに思われたが、最終日の17番(パー3)でダブルボギー。7Iでのティショットを大きく左に曲げたのをきっかけに2打のリードを失い、プレーオフに持ち込まれた。1ホール目でパーを拾えずに白星をつかみ損ね、ホールアウト後に涙した。

1年ぶりの和合。事前ラウンドで改めて17番ホールを確かめると「(自分が打った第1打は)結構、左ですね。“インテンショナル・フック”です」と苦笑いする。開幕前日25日(水)のプロアマ戦では8Iでピンそば4mにつけてバーディ。「心の中でガッツポーズ」と、ひとまず悪いイメージを払拭した。

昨年10月、近隣コースの三好カントリー倶楽部で行われた「トップ杯東海クラシック」で優勝したが、「リベンジしないといけないなという気持ちはあります」と和合の借りは和合で返すつもり。「水曜日で言えば(状態は)去年よりいい。あとは試合の展開。いったんリセットして頑張りたい」。予選ラウンドは、昨年度賞金王の池田勇太、そしてキムと同じ組だ。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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