2017年 パナソニックオープン

4パットダボも 85位スタートの池田勇太は「新たな気持ちで」

2017/04/20 18:41
今季国内初戦の池田勇太は2オーバーと出遅れた

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 初日(20日)◇千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)◇7130yd(パー71)

「後半は良いところなしですね」。自身の国内今季初戦。1アンダーで折り返した後半アウトで7番(パー3)を4パットのダボとするなど、3つ落として通算2オーバーの85位でホールアウトした池田勇太は、ぶ然とした表情で振り返った。

「マスターズ」などに出場し、米国から帰国してまだ2日。「手のむくみも強くて、グリップもしっかり握れなかった。特に細かいパッティングでうまく(感覚を)出せなかったのが、あの(7番)ホールの4パットという結果になったと思う」と、万全とはいえない体調がパフォーマンスに影響したことは否定できない。「思ったより体がツラかったのは確か」という。「でも、それは理由にはならないのかなと」。

前年の優勝をはじめ、思い入れのあるコースで「僕自身も自分に期待しながらプレーをしていた」と唇を噛んだ。「きょうは残念な結果になったけど、あすはまた新たな気持ちでやりたい。きょうが一番そういうの(体調の影響)が出ると思うし、あすの方が多少なりとも良くはなるんじゃないかな」と、賞金王はただ前だけを見た。(千葉県野田市/今岡涼太)

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