2017年 パナソニックオープン

金のパターとウェッジが賞金王・池田勇太をお出迎え

2017/04/19 17:36
金色のパターとウェッジを手にご満悦の賞金王・池田勇太

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 事前(19日)◇千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)◇7130yd(パー71)◇大会連覇に挑む2016年の賞金王・池田勇太は、今大会が今季国内初戦となる。前週までは海外メジャー「マスターズ」など米ツアー3試合に出場し、前日の18日(火)に帰国したばかりだ。

「(体調は)悪くはないけど、時差ボケはしょうがない」。開幕前日の19日は、18ホールの練習ラウンドを終えると「眠いし、だるい」とこぼし、長旅の疲れを隠すことができなかった。

それでも、池田にとってコースとの相性は格別だ。昨年大会を制しただけでなく、2014年には自身2つ目の国内メジャータイトル「日本オープン」を同コースで初制覇。出身が千葉県ということも相まって、「試合にかける思いは強い」と自然と意気込みは強まってくる。

賞金王として迎えるシーズンの“国内初戦”で、池田のもとには特別な2つのクラブが届けられた。1本はオデッセイ WHITE HOT RX パター V-LINE FANGで、もう1本はタイトリスト ボーケイデザイン SM4ウェッジ ツアークローム。池田は昨季から特定のメーカーとクラブ契約を結ばずにプレーしているが、どちらも使用クラブの供給元が、賞金王の記念用に金色コーティングを施して製作した特別バージョンだ。

「コースのイメージは良い。ゴルフの調子も悪くないし、問題はコンディションを整えられるかどうか」という池田。「(海外で)自分が学んできたことを、プレーで自分なりに表せれば」と、国内でのシーズン本格化を前に気合いを込めた。(千葉県野田市/今岡涼太)

好相性の地元・千葉のコースで今季国内デビュー戦を迎える池田勇太

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