2016年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

英樹の助言で1W復調 石川遼「ぎりぎり」から連覇を狙う

2016/12/03 16:48
5位に浮上した石川遼。1W切り替えが奏功か

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目(3日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

石川遼がこの日ただ一人のノーボギーでプレーし、通算6アンダーの5位に浮上した。4つのバーディを積み重ね、首位と5打差から逆転で大会連覇を狙う。

「3日間、平均点以上をあげていい」という1Wショットの復調には、一緒に日の丸を背負った世界ランク6位の盟友からのアドバイスがあった。前週オーストラリアで開催された国・地域別対抗戦「ISPSハンダ ゴルフワールドカップ」の際、「(松山)英樹からレッスンを受けた」と明かした。

オーストラリアでは1Wのティショットで、弾道が低くフックになるミスが続出した。「上から入りすぎて、ボールをつぶしにいってしまう」感覚があったという。

松山に「自分でも、上から入りすぎている感じがあるなと思っている」と相談。松山は「そうだと思うよ」と返した。石川は「自分の感覚と周りから見た感じにギャップがない。ああそうなんだな、と確信した」と振り返った。

フックフェースの1Wだと、右へ出そうとしてハンドファーストがきつくなり「上体が被って入る」と分析。今週は1Wを、構えたときに「ストレート目に見えて、まっすぐの球のイメージを出しやすい」というキャロウェイゴルフのRAZR HAWK ドライバー プロトタイプに切り替えた。これだけで課題がすぐに解決するわけではないが「次に英樹に会ったとき、良くなっていると言われるようにしたい」と強調した。

アイアンは「3日間30点」と、この日もパーオン率は66.67%と全30選手中14位にとどまった。ただ「15番(パー3)、17番、18番(パー3)ではアイアンの距離感があった」と終盤に手応えをつかんだ。「6アンダーは、明日優勝するためにはぎりぎりのラインだと思う。本当に自分のやるべきことができれば、チャンスはある」と前を見据えた。(東京都稲城市/片川望)

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