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石川遼が筋肉疲労で前日練習を回避 不安は?

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(12日)◇狭山ゴルフ・クラブ(埼玉)◇7208yd(パー70)

予定では9時50分に練習ラウンドをスタートするはずだった石川遼が、コースに現れたのは11時過ぎ。「昨日のプロアマの時から体の回りがあまり良くなくて、筋肉の疲労が今朝も残っていたので、休もうと今日の朝に決めました」と、この日は記者会見だけ行うと、そのままクラブを握ることなく帰途へとついた。

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会見での石川は、ラウンド不足による不安をきっぱりと否定した。今週はプロアマ戦で18ホール、それに加えて2週間前と8月中旬に1ラウンドずつ、このコースを経験している。「逆に今日、コースを回っておきたいという理由で無理してラウンドして、明日まで筋肉の疲労が残る方が不安になる。何よりも明日の1番ホールから、スムーズな動きで出ることが大事」と、怪我から復帰したばかりの自身の体を思いやった。

「日本オープン」では2008年と09年、過去2度の2位があるが、いま振り返ると経験のなさが幸いした上位フィニッシュだったという。「考えすぎるとコースも長くなって、狭くなってしまう。自分で難しくしてしまうのが日本オープンのセッティング」。その後の試合出場を通じ、狭いフェアウェイと深いラフに恐怖を抱いて守りに入ると、より苦しい戦いを強いられてしまうことを学んできた。

明日は松山英樹アダム・スコット(オーストラリア)と同組となり、多くのギャラリーが付いて歩くことが予想される。まずは自分のゴルフを貫くこと。そして、世界トップレベルの2人と否応なく比較されることについても、受け入れる心の準備が必要となる。「メンタル的なトレーニングには、かなりなるんじゃないかと思う」。次週から復帰予定の米ツアーに向けた大事なステップともなりそうだ。

開催コースは7208ydのパー70。500ydに迫るパー4も多くあり、正確性だけで攻略することは難しい。「300yd飛んで曲がらないというのが第一関門。それが8割くらいあると思う」。技術的にも、精神的にもタフな戦いが待ちかまえている4年ぶりのナショナルオープンへ、整えることを優先していた。(埼玉県入間市/今岡涼太)

2016年 日本オープンゴルフ選手権競技

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