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石川遼が魅せた起死回生のバーディ 次戦は「日本オープン」

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 最終日(18日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063yd(パー72)

首位と4打差の4位タイから大会連覇を狙った石川遼は、6バーディ、2ボギーの「68」でプレーして、通算16アンダーは首位に2打及ばず3位で4日間の戦いを終えた。

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3番(パー3)ではティショットをピンそば約2mにつけてバーディを先行。迎えた4番、第3ラウンドでダブルボギーを喫したホールで見せ場を作った。ティショットを右の林に入れると、球は木の根元付近に止まる不運。「パーを獲れればいい」。ピンを狙えないと判断した石川は第2打をレイアップでフェアウェイに運んだ。

残り115yd、52度のウェッジで放った第3打は、着弾地点から1mほど転がったあと、バックスピンで戻ってカップへと吸い込まれた。ピンチから起死回生のバーディとし、グリーンを取り囲んだギャラリーの大歓声は、カップインと同時に歓喜の悲鳴に変わっていた。

「ティショットが一番の収穫」。サンデーバックナインでは1Wのフェアウェイキープ率を100%とし、今週リズム崩す要因となった1Wの課題をクリア。「プレッシャーの中で迎えた最終ホール、迷わず1Wを選択して、フェアウェイに運べたことが1打の財産」と充実の表情だった。

逆転を狙える位置に迫った終盤15番、16番(パー3)は、カップに蹴られる惜しいパットの連続。敗戦の理由については「アイアンショットとグリーン上でチャンスを決めきれなかった」と振り返った。

「きょうは価値あるバックナイン」とし、ここまで出場した今季4試合の中では「終わりかたとしては一番いい」と自己評価。「RIZAP KBCオーガスタ」での優勝、「フジサンケイクラシック」での2位と上位争いを続けており、優勝争いでしか味わえないプレッシャーの中でのプレーも、またひとつ経験値として増やすことができた。

次戦は10月13日から開幕する「日本オープンゴルフ選手権競技」(狭山ゴルフ・クラブ/埼玉県)。課題の1Wの精度を磨き、再び頂点を狙う。(北海道北広島市/糸井順子)

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