石川遼がマレーシアで米ツアー復帰 第2戦「CIMBクラシック」出場へ
2016/09/12 17:34
腰痛で2月に離脱した石川遼が、10月20日(木)に始まる「CIMBクラシック」(マレーシア・クアラルンプールG&CC)を米ツアーの復帰初戦することが濃厚になった。ツアー関係者が明らかにした。
昨シーズン途中から米ツアーを離れた石川は、故障や病気によって一定期間欠場した試合数を翌シーズンに持ち越せる「公傷制度」を利用して2016-17年シーズンの米ツアーに復帰予定。開幕戦の「セーフウェイオープン」(カリフォルニア州シルバラードCC)の週は、国内メジャー「日本オープンゴルフ選手権」(埼玉・狭山ゴルフ・クラブ)に出場し、腰の具合を最優先に考えながら翌週マレーシアで主戦場の戦いに戻る。
大会はアジアンツアーとの共催競技。米国西海岸で最終日まで戦い終えた翌週に、東南アジアの大会に臨む場合、移動と15時間の時差により、調整を開始できるのは開幕前日になる。石川は前年大会でこの強行スケジュールを経験し、コースチェックができないまま試合に臨んだ。ことしは日本からの移動とあって、体調面でも準備が整えられそうだ。
同大会にはともに「日本オープン」に出場する松山英樹も参戦予定。新シーズンの開幕ダッシュに期待がかかる。