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片山晋呉 「マスターズ」で目を奪われたもの

永久シードプレーヤーの片山晋呉はプロ20年目の昨年、「通算30勝&生涯獲得賞金20億円突破」を目標に掲げた。勝利数はあと1勝が及ばなかったものの、賞金額のほうはきっちりと達成。ところが21年目の今年は、あえて明確なターゲットを掲げないつもりだという。

目標を公言しないワケは“燃え尽き症候群”の発症防止にある。「数字を立てると、達成したときにえらいことになる。だからただ少しでもゴルフを上手くなっていこうと」。2009年に「マスターズ」で日本勢最高の4位に入り、その後モチベーションを高く保つことが難しい時間が続いた。今年8月にはリオデジャネイロ五輪がある。片山は現在、世界ランキングで松山英樹に次いで日本勢2番手。このまま行けば日の丸を背負うが「相手もあることだからね。まだ考えていない」と淡々と言った。

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とはいえ頭から外せない目標もある。来年の「マスターズ」出場だ。昨年末は世界ランク60位で終え、オーガスタ行きの切符をつかむ同50位以内に迫った。「ことしは最終的に50位以内に入っていたい」という思いは人並みではない。

前週のテレビ中継を見たのは4日間で「トータルで2時間」ほど。松山の活躍はもとより、58歳のベルンハルト・ランガー(ドイツ)の躍進ぶりに目が行った。「これから松山やスピースを目指しても体が壊れちゃう。やっぱり僕はランガーでしょう。あの年で…。ずっと同じスイング、同じことをやり続けることは大変なこと」。

14日(木)に国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」初日を迎えるが、片山は年明けのアジアシリーズはもとより、今年に入って既に多くの海外試合に出場してきた選手のひとり。世界的ベテランからも刺激を受けて、再びオーガスタへの道を歩む。(三重県桑名市/桂川洋一)

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