2016年 レオパレス21ミャンマーオープン

黄金の寺院 小林伸太郎がミャンマーで“メディアツアー”に参加

2016/02/02 20:40
ヤンゴンのシンボルのひとつ、シュエダゴン・パゴダを訪れた小林伸太郎(右)

世界各国を巡る欧州ツアーやアジアンツアーのトーナメントでは、多くの会場でセレモニーが行われる。出場選手たちが各地の名所を巡り、メディアを通じてその土地をアピール。今週の国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管競技「レオパレス21ミャンマーオープン」では、開幕2日前の2日(火)に、ヤンゴン中心部にあるシュエダゴン・パゴダを訪れた。

日本ツアーからこの“メディアツアー”に参加したのは、前週「SMBCシンガポールオープン」で日本勢最高の4位に入った小林伸太郎。試合会場のロイヤルミンガラドンゴルフ&カントリークラブ からは自動車で南に約40分、市内の中心部にある黄金の寺院がその場所だ。

多くの仏像や仏塔、廟(びょう)に囲まれて、境内の中央にあるのが約100mの高さを持つ巨大な塔。仏教国ミャンマーのシンボルのひとつで、寺院の中を多くの観光客だけでなく、敬虔な仏教徒や僧侶が行きかう。神聖な雰囲気に「日本の寺院とは少し違って豪華な感じがしました」と小林。アジアンツアーのカメラクルーが撮影を終えたあとには、膝をついて祈りを捧げ「先週は良かったので、今週も一生懸命頑張りたい」と笑顔で話した。

境内には裸足で入るのがルールで、帰る頃には両足の裏が真っ黒。それでも、ツアーのPRに一役買い「ゴルフ場の外でもプロゴルファーであることは、ありがたいし、大切なことだと思います」と謙虚だった。(ミャンマー・ヤンゴン/桂川洋一)

2016年 レオパレス21ミャンマーオープン