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グリーンでサンドウェッジ?最難関18番パー3を攻略したのは…

国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が行われている東京よみうりCCの名物ホールの1つが、最終18番のパー3だ。手前に大きく傾斜した高速グリーンは、カップの上につけると、たとえ1mのパットであっても油断はできない。3日間合計でバーディはわずかに4つ。難しさは18ホール中1番目で、平均ストローク「3.478」を誇っている。

大会3日目にこの18番でバーディを奪った選手はイ・キョンフン(韓国)、岩田寛池田勇太の3選手。最初は、第1組で回ったイが記録した。初日「75」、2日目「75」の通算10オーバーで最下位から出たイは、この日は2バーディ、3ボギーの「71」と巻き返した。18番でのバーディは、ピンの右13mから、上8mほどのところを狙って、90度近く曲がるフックラインを読み切ってカップに沈めた。

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「びっくりしたし、ハッピーでした」と笑顔を見せたイ。それもそのはず、次週は米国ツアー下部のウェブドットコムツアー予選会を受けるために渡米予定だが「考えすぎて、特にパットが全然だめで…」と、直近4試合は予選落ちが2回に棄権が1回。ベストフィニッシュは40位とくすぶっていたところだった。

「今日もパットが入らなくてストレスいっぱいだったけど、最後はパーでいいと思って打ったら入ってくれた。明日はアンダーパーを目標に頑張りたい」と、難ホールでのバーディフィニッシュにちょっぴり元気も戻ってきたようだ。

もう1人、このホールで珍しいプレーを見せてくれたのは、今大会初出場の23歳・今平周吾だ。ティショットをピンの右上9mにつけると、グリーン上で取り出したのは60度のSW。「スピンを掛けて打たないと止まらないと思った」というショットで、ピン手前1mにつけてみごとにパーセーブをしてみせた。

「ダフったらダメだし、トップしたらグリーンを出ていっちゃうと思ったから緊張した。でも、完璧に打てました」と今平。「色んなショットを打つのが好き」という技巧派が、グリーンを取り囲む大ギャラリーを楽しませた。(東京都稲城市/今岡涼太

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