2015年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

キム・キョンテと池田勇太に「WGC HSBCチャンピオンズ」出場権

2015/10/25 17:19
早くも2週間後の大舞台への出場を明言したキム・キョンテ。今年で4度目の出場となる

国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」が終了し、11月5日に開幕する世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国/シェシャンインターナショナルGC)の出場資格が与えられる賞金ランキング上位2人が確定。7月「ミュゼプラチナムオープン」から1位を保持するキム・キョンテ(韓国)と、2位につける池田勇太がビッグトーナメントの出場権を手にした。

同週は国内ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」と重なり、賞金王争いにいる選手たちにとっては1試合を減らすハンデを負うことになるが、キムは「出場します」と即答。

「賞金王のこともあるけれど、調子が良いときに、世界でどれくらい出来るかを知ることは大事なこと。絶対に行こうと決めていた」と、近い将来に米国ツアー再挑戦を見据えているキムに迷いはなかった。キムはこの日「66」をマークし、通算7アンダーの2位に浮上して4日間を終了。2位との差を約4600万円に広げた。

一方の池田は「今、初めて知りました。ちょっと考えたいと思う」と回答を保留した。

有資格者に辞退者が出れば、権利は賞金ランク順に下位へと繰り下がる。3位につけるのは、今週は予選落ちに終わり自力での出場を逃した小平智。今週を前に出場への意欲を示しており、池田が辞退すれば出場のチャンスが巡ってくる。

4位につけるのは、前年大会で3位タイに入り、今季は米国ツアーを主戦場にする岩田寛。渡米前は2年連続の出場を熱望していたが、実現は厳しい状況となった。

なお、ほかの日本勢では、10月19日時点の世界ランク上位50人の資格により松山英樹が出場を決めている。(千葉市緑区/塚田達也)

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