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ウッド一新で15位発進 5打差追う石川遼に漂う自信

茨城県の大利根カントリークラブで開幕した国内男子ツアー「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」。石川遼が「ANAオープン」に続く自身初の2連勝に向け、出遅れを免れた。7バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「69」(パー70)。1アンダーの15位タイは首位と5打差のスタートだ。

1年2カ月ぶりの勝利を射止めたからこそ“現状維持”ではいられない。石川はこの日、前週キャディバッグに収まっていた3本のウッドをすべて入れ替えた。キャロウェイゴルフの新モデル「ビッグバーサ アルファ 816」シリーズ。1Wのシャフトは20g、4W(ロフト16度)は10g増量した(ロフト18度の6Wのシャフト重量は変わらず)。

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前年に同コースで優勝した同組の藤田寛之が多彩なクラブでティショットを放っていく一方で、石川は前週同様、「1W一辺倒」の攻めを披露した。開始10番で第1打を左に曲げ、ボギー発進となっても、続く11番で力強いフェードボールですぐにフェアウェイを捕らえ、2打目をピン右1.5mにつけてバーディを取り返した。

3アンダーで迎えた終盤7番(パー3)で3パット、8番では第1打を右の林に曲げたのをきっかけに1.5mのパットも外してダブルボギーとしたが、最終9番で第2打をピンそば50cmにつけてバーディフィニッシュ。「上半身で打ちに行くと球がねじれるが、振り切れている時はいいボールが出ていると思う」と、新クラブでのプレーと、スコアメークの粘りに及第点を出した。

パットでチャンスを逃したシーンも少なくない。それでも4番(パー5)では残り70ydからSWで木々の上を通してグリーンに乗せるなど、ロープサイドの喝采を起こすことも忘れない。「最終日だったらできていないプレー、初日だからできたプレーというのがあった。噛み合えば4アンダー、5アンダーと行けたと思うし、最後に取りこぼさないで良かった」

大会2日目、3日目は悪天候の予報。「優勝は1ケタアンダーの可能性が高いかな」と目標スコアを見据えた。前週から5ラウンド連続で60台のスコアをマーク。「自分がいいプレーをすれば伸ばせる感覚はつかんでいる」。そう口にした表情には、久々の余裕が垣間見えた。(茨城県坂東市/桂川洋一)

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2015年 アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ

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