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カップイン前にスタスタ歩き出す 川村昌弘の好調サイン

国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」2日目を13位から出た川村昌弘が「67」でプレーし、首位と3打差の通算5アンダー2位に浮上した。「怖いくらいに入った」と笑みをこぼすほどの好調なパットが、1イーグル5バーディ、3ボギーの好内容につながった。

前半7番(パー3)、カップ右から7mのバーディトライ。川村はボールをパターで打ち出すと、最後まで行方を見守らず、すぐにカップに向けて歩き出した。「ああ、ミスパットか」。周囲が早合点した直後にボールがカップを鳴らす。少しバツの悪そうなギャラリーの微妙な拍手。同じく7mを決めた13番でもそうだった。

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「入ったと確信して歩いているわけじゃないんです。“入れっ!”と思うと疲れてしまうし、リズムを良くするためにも結果にかかわらず歩いています」

今季はシーズン序盤からパッティングに苦しみ続けて来た。今週を前に平均パット数(1.8221)は全体109位と低迷。「悲惨だった」と振り返る前週「RIZAP KBCオーガスタ」初日には33パットを叩いた。「狙った方向にも打てなかった」というどん底の状態だった。

「身構えすぎているのかなあと。ポーンと打つアバウトな感じにして、リズムだけに気を付けた」と、同大会2日目から思考を変え、不思議とパットが入り出した。

「もともとショットも宙に浮いた感じで打つタイプ。パターもドッシリ構えて打つのは向いていないのかも」。肩肘張らぬリラックスしたスタイルが心地よかった。「そういえば、調子が良いときは(パットを)打ったらすぐに歩き出していたな、と思い出していました」。

ボールが止まる前にスタスタと歩き出す、時には周囲がギョッとするほど早いプレーのリズムは、好調を示すバロメーターだったわけだ。

「パットが奇跡的に入ってこの位置にいる感じ。ショットだけ見ると、とんでもない球を打っている」と言いながらも、2シーズンぶりの優勝も見える位置での決勝ラウンド進出。前週2日目から5ラウンドの平均パット数は1.4111と大幅に改善しており、ショット次第でさらなるビッグスコアも見えてきそうだ。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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