2015年 ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント

6位の薗田峻輔 ゆっくりとの戦い

2015/07/11 17:29
5打差6位で最終日に臨む薗田峻輔。重量を減らしたパターが逆転Vへのカギを握るか

国内男子ツアー「ミュゼプラチナムオープン」3日目を6位から出た薗田峻輔が6バーディ、1ボギー「66」でプレーし、通算14アンダーで同位置をキープ。首位と5打差に踏みとどまり、辛くも逆転優勝に望みをつないだ。

「ロングで獲れなかったのが、すごく悔しい」と3つのパー5で伸ばせなかったことを悔やんだが、「そのぶん、ショートで3つ獲れていることをポジティブにとらえたい」とラウンドを振り返った。「ラインを出すために、今はゆっくり振ることをテーマにしている」という今週、積み重ねたバーディの数とともに「日に日に自信を持てている」という。

パットのストロークも取り組むテーマは同様だが、今週はパターに大きな変化を加えている。これまでは、愛用するピン型パターの総重量を増やすことでゆっくりしたリズムを保っていたが、最近はパットの不調が続いたため、打開案を模索。「マレット型に替えるタイプでもないし、あとは重さしかないと思って」と、今週は30グラムほど総重量を減らしたパターを試している。

「今で510グラムぐらいだから通常よりちょっと重いくらい。僕からしたら軽く感じるけど、少しずつ良い方向には行っていると思います」

“軽さ”を気に懸けながら、ゆっくりのストローク。好調なショットと噛み合えば、2シーズンぶりのタイトルも見えてくる。(兵庫県三木市/塚田達也)

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