ニュース

国内男子日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hillsの最新ゴルフニュースをお届け

「いいぞ、水城高校!」永野竜太郎が第二の故郷で奮起

茨城県にある宍戸ヒルズCCで行われた国内男子メジャー「日本ツアー選手権森ビル杯」の3日目に、4バーディ、ノーボギーの「67」とスコアを伸ばした永野竜太郎が通算7アンダーで3位につけた。首位のリャン・ウェンチョン(中国)を6打差で追い、日本人最上位につけている。

「上出来です。昨日、一昨日も1ボギーだったので、ボギーを打たないように意識した」。

<< 下に続く >>

前半は2つのパー5できっちりとバーディを奪い、折り返した後半は165ydの13番(パー3)を7Iで1m強へつけて3つめ。この日も平均スコア「4.426」で最も難しいホールの1つだった17番(パー4、481yd)でも、ピン上6mの下りスライスラインを「バントで行こう」と軽いタッチで流し込み、バーディを奪った。

2009年にプロデビューした27歳。熊本出身だが、高校は茨城の名門・水城高校に進学した。いわば第二の故郷とも呼べる場所だけに「知り合いの人も多かったし、“水城高校”って声を掛けてくれる人もいた」という。17番でバーディを奪ったときは、「いいぞ、水城高校!」という声援が飛び、「なんか、笑っちゃって…。逆にリラックスできました」と相好を崩した。

難コースを前にしても、「気持ちの浮き沈みがなくなってきた。朝イチは緊張していたけど、1打目を打ったあとは、落ち着いていけた」と言う。ツアー初優勝を目指す最終日にも「ここは追いつけるコースじゃない。相手はどうこう考えずにいきたい」と冷静だ。

出身の水城高ゴルフ部は来年3月に廃部が決まっている。永野は石井貢監督の教えの中で「練習は試合のように。試合は練習のように」という言葉が一番心に残っていると話した。「(廃部は)寂しいは寂しいですよ」と永野。「でも、(今週優勝すれば)喜んでもらえる人もいっぱいいると思うので、明日は頑張りたいですね」。恩師の言葉を胸に、明日は最終組で初優勝に立ち向かう。(茨城県笠間市/今岡涼太)

関連リンク

2015年 日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills

GDOゴルフ速報アプリ

松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!


あなたにおすすめ


特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!