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狙うは日本経由米ツアー? 3年ぶり実戦のW.リーが首位浮上

「関西オープンゴルフ選手権競技」2日目を終えて、開幕から3連勝中の海外勢がまた1人、リーダーボードトップに名前を載せた。5位からスタートしたウォンジョン・リー(オーストラリア)が6バーディ「65」でプレーし、通算9アンダーでホールアウト。片岡大育と首位に並び、決勝ラウンドへと折り返した。

身長190センチ、90キロの巨漢プレーヤー。持ち味はもちろん、恵まれた体を生かしたパワーだ。長年わずらっている右手首の痛みもあり、今はヘッドスピードを落としているというが、この日「ドライバーで1発だけいい当たりだった」という後半3番(563yd/パー5)では自称360ydのビッグドライブ。グリーンこそ外したが、2打目では6Iを手にしていたという。

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韓国で生まれ、4歳から移住したオーストラリアの国籍を持つ29歳は、昨年末のQTランク6位で今季出場資格を手にした。かつては日本でプレーした経験を持ち、当時アマチュアだった2005年、06年に出場した「日本オープン」ではいずれもローアマタイトルを獲得。プロデビュー戦を06年「三井住友VISA太平洋マスターズ」で果たし、同年は3試合をプレーした。

07年からは米国ツアー参戦を目指して海を渡ったが、手首痛が悪化したこともあり、下部ツアーにとどまったまま12年5月に撤退。以降は14年8月までプロツアーを離れて手首の回復を待ち、およそ3年ぶりとなる復帰の舞台に選んだのは日本ツアーだった。「プロデビューもした日本でプレーがしたかった」という。

日本ツアー参戦に合わせて、拠点も生まれ故郷の韓国に移した。しかし、挑戦に失敗した形になっている夢舞台アメリカは、今も変わらぬ目標だ。「日本(ツアー)は将来への過程ではあるかもしれないが、今はここで集中したい」と話した。

3年間のブランクもあり「まだトーナメントで戦える状態にはなっていない気がする」とまだ“リハビリ”モードであることを認めながらも、2日目を終えて堂々のトーナメントリーダー。ポテンシャルを解き放ち、再挑戦への手応えをつかむつもりだ。(滋賀県東近江市/塚田達也)

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