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石川遼が沖縄合宿を公開 「命をかける」チェックポイント

2014/12/26 21:30

沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で合宿中の石川遼が26日(金)、当地で練習の様子を公開した。

主戦場の米ツアーは現在2014-15年シーズンのブレーク期間。石川は12月の国内ツアー「日本シリーズJTカップ」を今年の自身最終戦として10日(水)に沖縄に入り、ここ数年の短期合宿同様、後輩プロやジュニアアマを引き連れ、自主トレを積んでいる。

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この短いオフのテーマは「バックスイング」だという。7月に「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」で優勝したものの、秋以降は日本で成績が振るわなかった。

「ノンプレッシャーの時はクラブがいい感じに上がるんですけど、狙いに行った時にタイミングがずれる。バックスイングに問題あるんじゃないか、と1年を振り返った。(プレッシャーのかかる場面で)手に力が入ってしまう。力がどこかに入ると、体が全体的に硬くなって、可動域が狭くなってしまう感じがした」。後半戦は試合中にルーティンを模索するなど“小手先”の試行錯誤が続いたこともあり「オフに徹底的にやろう」と思い立った。

午前のウォーミングアップ、約2時間のアプローチ練習を終えて向かったドライビングレンジで、石川はメディシンボールを飛球線の反対方向に投げる動作を繰り返していた。

「手だけで投げようとすると遠くに飛ばない。足を使って、体使って投げないといけない」。合宿序盤に一時参加した、プロコーチの江連忠氏の協力を得て考案した練習メニュー。同氏が開発したシャフトの短いアイアンや、メディシンボールが刺さった重量感のあるクラブを使い、下半身重視のテークバックの動きを地固めする。

「全部の意識が足に行くように。日本シリーズの時も『クラブがこう下りてくればな…』という感じがあったんですけど、それも結局、全部上半身だけでやろうとしていたんですね。『足がいい動きをすれば、上(半身)はもうそこにしか行かない』というのが理想」

これまでの石川はむしろ、ダウンスイングからインパクトばかりをチェックポイントとしてきたが、「いまはバックスイングの始動に命をかけるみたいな感じ」と、取り組むべき新しい課題は明確なものだ。

15年初戦は1月22日(木)開幕の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」となる可能性が高い。(沖縄県南城市/桂川洋一)

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