2014年 ダンロップフェニックストーナメント

珍しい・・・記者もうなったストレスフルな石川遼

2014/11/21 17:41
自分をコントロール出来なかった?石川遼は後半の4ボギーで2オーバーへと失速した

宮崎県にあるフェニックスCCで行われた「ダンロップフェニックストーナメント」2日目、上がり5ホールで4ボギーをたたくなど、「73」(パー71)とスコアを落とした石川遼は、通算2オーバーの54位タイでかろうじて予選は通過。だが、あふれる“怒り”はホールアウト後もすぐには収まりきらなかった。

どんな成績でも、常にホールアウト後に記者たちに話をするのが、スーパースター石川の日常だ。もちろん、この日も取材に応じたが、「単に集中力が足りないだけ。(理由は)分からない。ドライバーもいいし、ショットもいいし、パットもいい。全然分からない」と、普段の冷静さは見られない。「練習をしっかりやって、試合で成果を出すだけ。やるべきことをしっかりやって、上手く出来なければ仕方ない」と話すと、自分からくるりと背中を向けて去って行った。

怒りの原因は明かさなかったが、つねにゴルフ界やメディアへの配慮を欠かさない石川のこの日の様子には、記者たちからも「珍しい…」という言葉がこぼれるほどだった。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

2014年 ダンロップフェニックストーナメント