「欲をかかずに」が課題 3位スタートの小田龍一
2014/10/09 18:50
「余計なことをせずにやれることをやったのが良かった。欲をかかないようにやった」。
岐阜県で開幕した「TOSHIN GOLF TOURMENT IN Central」。8バーディ1ボギーの「65」で回り、7アンダー3位タイにつけた小田龍一は、初日のラウンドをそう振り返った。
6番のチップインを含めて前半と後半でそれぞれ4つのバーディを重ね、ボギーはグリーンを捕らえられなかった11番(パー3)の1つに抑えた。ただ「結構チャンスはあったけど、外してしまった。チップインがあったりラッキーもあった」と冷静な分析をした。
“余計なこと”とはどういうことなのかという質問に「フェードを打とう、ドローを打とうとか考えてしまう」と答えた小田。いまだにかいてしまうことがあるという欲をなくし、最後まで上位争いに加わりたい。
ところで、今週は一緒に練習ラウンドをしていないという年下の“先生”池田勇太からアドバイスを受け、ロングアイアンのシャフトを0.5インチ短くしたという。「僕はシャフトとかクラブに無頓着で、全然分からない。(短くしたことで)変な球が少なくなった」と、師匠の指示に感謝していた。(岐阜県富加町/片川望)