今田竜二「不本意だが、自分の実力」 国内4戦出場へ
今田竜二が今季初めて、日本ツアーに参戦する。主催者推薦選手として出場する「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」(岐阜県・TOSHIN Golf Club Central Course)開幕前日の8日(水)、プロアマ戦でラウンドし「昨年(通算)24アンダーが出たのはすごい。簡単なコースではなく、トリッキーなホールも多いのに、優勝するにはそういうスコアを出さなければいけないと思うとぞっとする」と印象を語った。
米PGAツアーのレギュラーシーズン終了後、下部のウェブドットコムツアー選手との“入れ替え戦”に臨んだが、全4試合で予選落ちした。2012年末に失ったPGAツアーのシード権を再び手に入れることはかなわず「不本意は不本意だが、今の自分の実力なので受け止めないといけない」と振り返った。
米国からは10月2日(木)に帰国した。年内は日本に滞在し、今週のほか、11月の「HEIWA・PGM Championship in 霞ヶ浦」「三井住友VISA太平洋マスターズ」「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」に出場する予定という。
4試合の目標について「優勝したい気持ちはあるが、ステップを踏まないといけない。不本意な状態から、いきなり優勝争いをするのは難しいだろう。少しずつ自分に自信を持てるゴルフをできれば、また目標も変わってくるかなと思う」と冷静に分析した。
「ショットもパットも調子は日替わり」といい、今大会に関し「パー5はほぼ狙っていけるので、4、5アンダーだといいゴルフをしていると言えると思う」と述べた。
年明け以降については「決まっていません」と話すにとどめたが「しっかり練習して、いいゴルフをできるようにしていくしかない。(昨シーズンの成績は)不本意だが終わったことなので、新しい自分という気持ちでやりたい」と前を見据えた。(岐阜県富加町/片川望)