2014年 フジサンケイクラシック

池田勇太 痛恨のトリプルボギーでV逸

2014/09/07 21:08
11番のティショットを左へ曲げて痛恨のトリプルボギー。今季初優勝を逃した池田勇太

山梨県の富士桜CCで開催された国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の最終日。単独首位からスタートした池田勇太は後半11番のトリプルボギーが響いて「73」(パー71)と2つ落とし、通算5アンダーの4位タイに沈んだ。

前半アウトを2バーディ、2ボギーと伸び悩み、岩田寛を1ストローク追う立場に変わってハーフターン。再逆転を狙って迎えたサンデーバックナインで、早々に優勝争いから脱落した。

11番のティショットを左のラフに曲げると、出すだけとなった2打目は下り傾斜を駆け落ちてフェアウェイ右サイドへ。残り45ヤードの3打目は前方の木がスタイミーになり、下を狙ったが20ヤード先のラフに捕まった。さらに4打目は避けるつもりの枝に当たりバンカーへ。最終的に5オン2パット、痛恨のトリプルボギーで自滅した。

「しょうがないんじゃないですか? 11番だけだけど、ああいう風になる原因がどこかにあると思うので」と淡々と振り返り、足早にコースを後にした。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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