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「早く楽になって休みたい」 ひじ痛に悩む平塚哲二

国内男子ツアー「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」の2日目、3アンダー13位タイから出た平塚哲二が、スコアを1つ伸ばして通算4アンダーでホールアウト。その後は日没サスペンデッドになり、暫定順位は16位タイに後退した。

40代のツアー選手は誰もがケガや持病などに悩まされながら戦いを続けるが、42歳の平塚哲二もその一人だ。これまで多くの故障に悩まされ、満身創痍の状態で戦いを続けている。

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ここ数年、腰、肩、首とあらゆる箇所を痛めては、ラウンド中にも痛み止めを飲みながらプレーを継続。それでも「まあ、なんとかなるでしょ」と屈強な精神力で乗りきってきたが、この日は「はよ、休みたいんや」と弱音を吐いた。

左ひじの痛みは今年から強くなり、関節部分の軟骨が変形して盛り上がるほどになった。「手術をすることないんですけど、3ヶ月ぐらい安静にすれば痛みは引くって言われているんです」。医師から療養を勧められていることもあり「休みたい」とこぼす。

とはいえ、現在の平塚の今季獲得賞金は885万円で、ランキングは43位。来季のシード権獲得のためには60位以内に入る必要がある。昨年の60位は約1,600万円だが、昨年は5勝を挙げた松山英樹が1人で大金を稼いだため、その他選手の獲得賞金額が例年に比べて少な目となる傾向にあった。それ以前の11年、12年は約1,800万円で、今年も同レベルの額がボーダーラインとなりそうだ。

「痛いけど、ショットの調子がいいので、今が稼ぎ時だと思っています。なんとか9月中には安心できるラインにもっていきたい」。今後のプロゴルフ人生を考え、今季は早々に安全圏に入って、ひじの静養と各所の治療に専念することが平塚の目標だ。(福岡県糸島市/本橋英治)

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2014年 アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント



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