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池田勇太は抑えて、耐えて…ガマンの5位発進

5年ぶりの大会制覇を目指し、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」に、所属契約を結ぶ日清食品のホストプロとして出場している池田勇太。大会初日は3バーディ、2ボギーの1アンダー5位タイと上々のスタートを切った。

10番のティショットはドライバーを軽めに振ってフェアウェイをキープ。2打目はピンを狙わずにグリーンセンターに乗せると、10メートルのバーディパットを決めるセオリー通りゴルフが、スタートホールからはまった。

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12番からは向かい風のホールが3つ続いたが、風の影響を受けにくい低い弾道のティショットでフェアウェイキープ。15番、17番と2つのパー3でアイアンショットがブレてボギーをたたいたが、18番パー5は無理せず3オンして5メートルを沈めてバーディ。7番パー5でもバーディを奪ってカムバックし、スコアを伸ばした。

「今日は苦しい場面もあったけど、我慢してプレーできた。このコースの難しさは十二分に感じている。どう堪え忍んでいくかだから」。大会前に“優勝”の2文字を目標に掲げた池田は好位置にも関わらず表情が硬い。

大事な試合を前に、先週、足首を痛めている。「良くなってきているけど、このコースはアンジュレーションがあって…。最後はグキっときたけど耐えた。18ホールよくもってくれたと思う」と、最終9番ではグリーンに上る傾斜で痛みが走ったという。

昨年大会は2日目に途中棄権をしており、今年は4日間戦うことを使命と考えている。これ以上患部を悪化させるわけにはいかない。ホールアウト後は練習もせずに、大事をとって、すぐにクラブハウスを出た。(兵庫県西脇市/本橋英治)

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2014年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯



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