男子ツアーで韓国人選手が喪章を付けてラウンド

兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースで24日（木）に開幕する国内男子ツアー「つるやオープンゴルフトーナメント」。その会場では今週、練習日、プロアマ大会と韓国人選手たちが喪章を付けてプレーに臨んでいる。16日に発生した韓国全羅南道の珍島沖合での「セウォル号」沈没事故を受けてのものだ。

事故直後から「僕だけじゃない。みんなで『何かできることは無いか』と話した。僕も先週から日本にいて、何もできなかったから」とキム・キョンテ。母国での悲劇に、各選手から自然発生的に発案され、関係者を通じて相談した日本ゴルフツアー機構（JGTO）のスタッフが、喪章を用意した。

韓国人選手の兄貴分であるS.K.ホも沈痛な面持ち。「メジャーリーグやサッカーをはじめ、世界中でプレーする韓国の選手たちも様々な形で気持ちを表している。今週、来週の中日クラウンズでも付けるつもり」と話した。