2013年 ザ・ロイヤルトロフィ

初出場の藤田寛之「最後は勝ちたかった」

2013/12/22 21:33
初出場となった今大会を終えた藤田寛之。楽しさと収穫、それに悔しさを胸にシーズンオフへ突入する

「ザ・ロイヤルトロフィ」最終日、シングルス戦の第7マッチに出場した藤田寛之は、オーストリアのベルント・ウィスバーガーと対戦するも3&2で敗戦。初出場となった今大会の個人通算成績を1勝2敗で終え、悔しさを滲ませた。

「残念でした。我々が有利な立場にいたけど、それをものにできなかったのが痛い。自分もチームのためにポイントを挙げることができれば良かったけど、貢献できずに残念です」。

この日の藤田は、1番(パー5)でアプローチを1メートルにピタリとつけてバーディを先行させるなど、16ホールを終えて4バーディ2ボギーとまずまずのゴルフ。だが、ウィスバーガーはそれを上回る5バーディノーボギーで16ホールを駆け抜けた。「最後は勝ちたかったけど、ヨーロッパの選手は強いし、2アンダーくらいではダメでしょう。選手としてのレベルを上げていかないと・・・」と反省の言葉が続いた。

今大会は各チーム8人ずつが出場し、2人1組で国を背負うワールドカップとは1人に掛かるプレッシャーも違ってくる。「(チームの)人数が少ないと乗っかってくるものも大きくなる。今回は楽しかった方が大きかった」と、藤田はいう。「年をとっての団体戦だったので、余計楽しかったのかな」。

2013シーズンを未勝利で終えた藤田にとっては、この試合がオフシーズンへ向けての良い刺激となったことは間違いない。「ゴルフはまた作り直していかないといけない。それが、こういう団体戦やメジャー大会、WGCに繋がっていく」。いつもは雄弁な藤田だが、この日はすでに自己を見つめ直すオフモードに入ったかのような、淡々とした語り口が印象的だった。(中国・広州市/今岡涼太)

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