2013年 東建ホームメイトカップ

松山英樹、OB2発に「実力不足です」

2013/04/20 17:54
12番でOBを2発たたき40位タイまで失速してしまった松山英樹

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で華々しくプロデビューとなった松山英樹。大会初日はショットを曲げながらも4位タイにつけ、2日目は強風に苦しみながら10位タイに後退。そして、天候が穏やかだった3日目には、スコアを3つ落として通算3オーバーの40位タイまで後退してしまった。

この日の松山は3番でボギーを先行するが、続く4番パー5でグリーン手前からピンまで7ヤードの4打目を直接カップインさせてバーディを奪った。その後、8番、9番で連続バーディを奪い巻き返すかと思われた。

しかし、後半に入り11番でボギーをたたくと、12番パー5はドライバーで放ったティショットが右に曲がってOB。3打目のティショットは3番ウッドを手にしたがまたしても右に曲げてOBとなった。スコアを伸ばしたいパー5でトリプルボギーの「8」をたたき失速。16番でバーディを奪うも、最終18番でもダブルボギーをたたいてしまった。

OBを2発たたいた12番を振り返る松山は「打ち直したけど、取り返しのつかないことをしましたね。実力不足です」と肩を落とす。最終日は首位と11打差で裏街道の10番ティからスタートすることになった。「とりあえずトップ10を目指して頑張ります」。気持ちを切り替えて、上位を目指すと話す松山の表情は悔しさに満ち溢れていた。(三重県桑名市/本橋英治)

2013年 東建ホームメイトカップ