2013年 東建ホームメイトカップ

松山英樹「1番ティは凄く緊張した!」

2013/04/17 20:00
プロアマ戦は1番だけ緊張したと話す松山、その後は笑顔も時折見えた。

今月2日にプロ転向を表明した松山英樹は、初のプロアマ戦に出場し、ゲストのアマチュア3名とラウンドを行った。「東建ホームメイトカップ」のプロアマ戦は、ギャラリーも観戦可能になっているため、この試合がプロデビューとなる松山のプレーを一目見ようと、多くの人垣が1番ホールを取り囲んだ。

「今日の(スタート)1番が凄く緊張しました。その分、明日はしないと思います。今日は凄くスコアが出たので楽しめました。自分はあまり貢献していないですけど(笑)」。プロアマ戦はプロ1人のスコアではなくチームでスコアを提出するルールで、同伴競技者がハンデを使えることもあり好スコアが続出する。

名古屋に入ってから調子を落としていると話す松山は「悪いなりに頑張ろうかなと思います。先輩プロ2人(藤田寛之池田勇太)と回るので、プレーについて行かなければいけないですね。まずは予選通過をしないと」と、少し謙虚とも受け取れる目標を立てる。

キャディを務める進藤大典氏は「一昨日よりは良くなっていると思いますよ」と話す。前日は休養をメインに軽めの練習に抑えたため、月曜日以来のラウンドとなった。「この日のスコアは2アンダーぐらい?」と質問を投げると「そんなもんですかね」と進藤氏は返す。風は穏やかな状況ではビッグスコアも飛び出す大会だけに、初日のスコアが大事になりそうだ。(三重県桑名市/本橋英治)

2013年 東建ホームメイトカップ