2年ぶりの優勝を決めた横尾要

■ 喜びは3人分！ 来春に出産を控えた夫人と勝利の笑顔

2002/11/24 日曜日 午後5:00
最終日も2つスコアを伸ばして15アンダーで、横尾要が逃げ切った。18番ホールでは1.5メートルのパーパットを外してしまい、苦笑いしながらのホールアウト。表彰式の後には、ご夫人でタレントのかとうれいこと喜びの2ショット。昨年12月に婚姻届を出し、今月9日に、都内のホテルで挙式と披露宴を行ったばかり。来年3月には待望の第一子も誕生予定で幸せ続きだ。「今シーズンは苦しかった」と本人も振り返るように、米国ツアーでは賞金シードを外れてしまった。しかし、タイガーを始め多くの強豪選手を抑えての優勝は、今後に大きな自信をもたらすはずだ。

最後もパットが決まらず、タイガーのガッツポーズは一度も見ることができなかった。

■ 最後のイーグルチャンスも3パット。タイガーは日本に合わないのか！？

2002/11/24 日曜日 午後4:00
首位の横尾とは8ストロークでスタートしたタイガー。前半3つ伸ばしたが、横尾など上位陣もスコアを伸ばしたため、差が縮まらなかった。後半は13番パー5での1バーディのみ。最終18番は左足下がりの難しいライから2オンに成功。しかし、最後までパットが決まらずバーディパットも外してしまった。これに懲りず、来年もリベンジのつもりで来日してもらいたいのだが・・・。試合は大詰めに入った。横尾が逃げ切るか？ガルシア、ローズなどは最後にイーグルも狙える選手だけに、まだまだ展開はわからない。

スタートに遅れ2打罰を受けたマクドウェル。ウェストウッドと共に3オーバーと崩れてしまった。

■ 日本は遅刻に厳しいですね、ペナルティ食っちゃいました！

2002/11/24 日曜日 午後2:00
ヨーロッパツアーからの招待されたグレーム・マクドウェル。3日目終了時点で3アンダーと目立った成績ではないが、笑顔を振りまき楽しそうにラウンドしていた。しかし、最終日のスタート時間に遅刻してしまい、2打罰を受けることになった。「日本は遅刻に厳しいのですね」と言ったかどうか定かではないが、苦い思いを引きずってラウンドすることに。写真は18番のセカンド地点、この時点で3オーバーとスコアを大きく崩してしまった。

ギャラリープラザ中央のテント。食事をしながら大型モニターで試合状況も把握できてしまう。

■ 昼食はビール片手に、地元の味を楽しむ！

2002/11/24 日曜日 正午12:00
日曜日のお昼時、気温も20度近くまで上昇し、9番ホール横に設置されたギャラリープラザは大盛況になってきた。家族連れも多く、こども広場にも大勢のちびっ子が走り回る。お父さんはビール片手に、巨大モニターで試合の様子をじっくり見ている。試合は横尾が4番ホールから3連続バーディを奪い16アンダーまで伸ばした。2位のダレン・クラークとは4打差まで開いた。3番でバーディを奪ったタイガーは、7、8番で連続バーディ。9番もピン手前1.5メートルにつけたが、惜しくも3連続とはならなかった。残り9ホールで横尾との8打差は変わっていない。

横尾のペースが落ちない！4番ホールから4連続バーディを奪い17アンダーばく進中。

■ 最終組の横尾要は今日もパーでスタート

2002/11/24 日曜日 午前11:00
いよいよ最終日のラウンドがスタートした。最終組は13アンダーの横尾要、12アンダーのダレンクラーク、そして10アンダーのゾー・モウ。1番ホールは、リーダーの横尾がフェアウェイセンターをキープしてピン横4メートルに2オン。右傾斜で上りのラインを惜しくも外しパーだった。しかしティショット、アイアンとも安定感はバッチリ。スコアを崩すことはないだろう。この日も大ギャラリーを引き連れて歩くタイガー・ウッズは、横尾の3組前にスタート。最終日は、やはりエンジ色のシャツで登場した。タイガーは3番ホールを終了してスコアを1つ伸ばした。今日こそタイガーチャージを期待しよう。

MRTラジオ AM936のステーション。トーナメントに関する情報がを8時間に渡り発信している。

■ トーナメント専用のラジオ局！これは便利だ

2002/11/24 日曜日 午前9:00
いよいよ最終日の朝を迎えた。7時の開門と同時にギャラリーがドッと集まりだした。写真はコース内に設置されたプレハブ。このトーナメント専用で、AM936局に周波をあわせると、スコア速報からインタビュー、落し物や迷子の案内を放送している。さらに宮崎県の観光情報なども流しているのだ。放送時間は8時から8時30分と、9時から16時30分の間。コース内はもちろん、車での移動中もリアルタイムで情報を入手することができる。

【GDO本橋英治】