安定感抜群のキム・キョンテ、2週連続優勝にむけて着々とスコアを伸ばす

2010年の賞金王キム・キョンテ（韓国）が、先週の「フジサンケイクラシック」に続き2週連続優勝へ首位と2打差の2位タイに浮上してきた。「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」の初日に6アンダーをマークして13位タイにつけたキョンテは、2日目に7バーディ、ノーボギーでラウンドし通算13アンダーとした。

「先週よりもショットが良かった」と振り返るキョンテは、トラブルもなく淡々とスコアを伸ばした。「ここのコースはフェアウェイに行けば、次はショートアイアンでいけます。パターは昨日よりも入らなかったけど、ショットが良かったので助かりました」。3m以上の長いパッティングが決まらなかったが、それを補う性格なショットを繰り出した。

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「ゴルフの調子は変わらなかったけど、リズムが良いので最近いいんだと思います」と、あまり調子が良いとは発言しないキョンテの口から飛び出すあたりは、絶好調の証だ。

そして、2週連続優勝にむけて「ここのコースは1日ダメだったら優勝争いは出来ないと思います。みんなスコアを伸ばしてくるし、毎日6アンダーぐらいで回りたいですね」と、少し謙虚に目標を立てるのはいつものキョンテ流。現在通算13アンダーとなっているが、淡々と予選のようなゴルフを維持すれば、3日目もバーディを量産し、早くも20アンダー台に乗せてくるかもしれない。（三重県いなべ市／本橋英治）