2011年 キヤノンオープン

11位タイの池田勇太は“地元2連戦”に照準

2011/10/09 17:38
ショットの安定感が徐々に戻ってきた池田勇太。次週からは普段以上の注目を受ける存在だ

神奈川県の戸塚カントリー倶楽部で行われた国内男子ツアー第18戦「キヤノンオープン」最終日。7アンダーの11位タイからスタートした池田勇太は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「70」で回り通算9アンダーの11位タイに終わった。

3日目の終盤に上位陣が崩れたため、最終ラウンドを首位と4打差で迎えていた池田。2番(パー5)から3連続バーディを奪い、序盤から通算10アンダーまでスコア伸ばして優勝争いに名乗りを上げた。しかし7番(パー5)でOBが絡みダブルボギーとして一歩後退。後半は「36」とスコアを伸ばせなかった。

今週は4日間の平均スコアで、アウトは「33.25」ながら、インは「36.5」のオーバーパー。「流れが作れなかったというだけじゃないですかね。課題も出てきた(明確になった)し、良くなる兆しは出てきました」と話した。

そして「来週、再来週は俺にとって“本番”だからな」と意気込む。次週は日本一の称号を争う「日本オープン」、その翌週は3連覇のかかる「ブリヂストンオープン」。いずれも出身の千葉県内で行われるだけに「地元で2週連続優勝したいと思います」と力強く言い切った。(神奈川県横浜市/桂川洋一)

2011年 キヤノンオープン