7位発進の久保谷健一は、相変わらずのボヤキ…
2011/10/06 19:54
神奈川県の戸塚カントリー倶楽部 西コースで開幕した国内男子ツアー第18戦「キヤノンオープン」初日。8アンダー首位のチャワリット・プラポール(タイ)、7アンダー2位の石川遼に続く3位以下の選手は大混戦模様。4打差の4位タイグループには6バーディ、2ボギーの「68」で回った久保谷健一が入ってきた。
出だしから2ホール目、11番(パー3)で5メートルを決めてバーディを先行させた久保谷は、13番(パー5)で2オンに成功して2パットバーディ。16番(パー5)をボギーとしてしまうが、5メートルを沈めた17番からは2連続バーディを奪って折り返した。後半も2番で左バンカーから70ヤードをピンそば80センチにつけるスーパーショットを披露。スコアを伸ばした上位陣に遅れることなく、好位置でスタートを決めた。
だがラウンド後はいつものように、自分のゴルフに厳しいばかりでボヤキを連発。「ラッキーばっかり。ショットが全然まっすぐ行かない。(ボールが)あっちこっち行ってたら試合にならない」と嘆きのオンパレードだ。
9月の「ANAオープン」、「パナソニックオープン」では2週連続で、一けた順位で初日を終えながらも、最終的には63位タイ、30位タイでフィニッシュ。「こんなゴルフをしていると疲れちゃって、(力が)もたない」と、こぼす。「どうやってこの“貯金”を使い果たさずにいけるかな…。あと3日間はパープレーをしたい」と、今日も控えめな目標を立てていた。(神奈川県横浜市/桂川洋一)