2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

丸山大輔、ダルビッシュの意識の高さに感服

2011/09/24 18:30
3日間連続でアンダーパーをマークした丸山大輔は逃げ切れるか

滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で開催中の国内男子ツアー第16戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」は、2009年大会覇者である丸山大輔が通算8アンダーで単独首位に立って最終日に突入する。

ツアー通算3勝目に王手をかけた丸山は、今年3月に40歳になった。それでも「技術的に劣ったとは思わない。ショートゲームも上達していると思う」と自信を持って言い切る。裏付けは2年前から計画的に取り組んでいるジムでのトレーニングによるものだ。

トップアスリートが集うジムでは、さまざまなスポーツ選手たちと顔を合わせることが多く、プロ野球の選手たちの肉体には驚くばかり。今年は親交のあるソフトバンクの選手らとのハワイ合宿に初めて参加し「死にそうになりました」と必死についていった。

その中でも「挨拶を交わす程度」という日本ハム・ダルビッシュ有投手には感嘆の思いを抱いているという。昨シーズンはオフに突入した途端に、トレーニングを開始し「ものすごく細かいところまでやっている。気迫を常に感じます」と目を見張る。「一番やっている人が一番強いんだなと思う。恐ろしいくらい」。ひと回り以上年下の超一流選手からも刺激を受けながら、ベテランは日々精進を続けていく。(滋賀県栗東市/桂川洋一)

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