2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

ノーボギーラウンドの藤田寛之が首位に5打差6位

2011/09/23 20:38
ラウンド前から首痛に見舞われた藤田寛之だったが、コーチからは「コンパクトに振れるんじゃない?」と“アドバイス”があったとか。

滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で開催中の国内男子ツアー第16戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」2日目。今季初優勝が待たれる藤田寛之は2日連続で「69」で回り通算4アンダー。トップのS.K.ホ(韓国)には5打差ながら6位タイへと静かに順位を上げてきた。

片山晋呉谷原秀人とラウンドし多くのギャラリーを引き連れた2日目。藤田は序盤から我慢の展開で前半アウトはすべてスコアカード通りの数字を並べた。しかし後半出だしの10番と最終18番をバーディとし2ストローク伸ばして決勝ラウンドへ。「全体的に耐えながら、という感じだった」とノーボギーラウンドには納得の表情を浮かべた。

この日の朝、右肩から首にかけての痛みに襲われた。トレーナーからは「頸椎捻挫」と診断され、痛み止めの薬を服用したが、違和感を拭えないままのラウンドに。それでも上位でのフィニッシュを決め「とにかくアンダーパーで回れるように」とコメントも前向きだった。(滋賀県栗東市/桂川洋一)

2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン