「上がり2ホールのパターが全て」白潟英純が大混戦を制す!/チャレンジ最終日
2011/05/28 11:13
初日が終わった後、「今日のようなゴルフを明日も出来れば」と白潟英純は話していた。
「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」最終日の今日、白潟はこの日も前日と同じく4アンダーでまわり、2位と1打差の苦しい戦いだったが見事に優勝を勝ち取った。まさに公約どおりか、初日と同じようなゴルフが出来たといってもいいだろう。この優勝により、白潟は来週、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催される「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の出場権を獲得した。
「やったって感じです。上がり2ホールいいパターが入ってくれたのでそれが全て。最後のパーパットも4メートルくらいはあったと思いますけど、これが入ったら優勝だという気持ちで打ちました」とウィニングパットを振り返った。
なかなか勝つことが出来ず、苦しんだ時もあった白潟。「前にチャレンジに勝ったのはグローイングツアー時代の17年前くらい(1994年 関西PGAフィランスロピー)だったかな。ここ2~3年レギュラーのシードから落ちてチャレンジに出るようになったけど、2位とか3位ばっかりで中々優勝できなかった。本当に嬉しいです」。
白潟にとって、もう一つ嬉しいことがある。それは今回の優勝で手に入れた「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」への出場だ。「ツアー選手権は、リランキングの対象になる。少しでも順位を上げてレギュラーに出たい」。現在、チャレンジトーナメントに主戦場を置いている白潟だが、目線はレギュラーツアーへ向いている。今後の白潟の活躍に注目だ。