単独3位の池田勇太「優勝しなければどれも一緒」
2011/05/22 20:47
国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の最終日、プレーオフで戦った小林正則と石川遼には2打及ばなかったが、池田勇太が通算18アンダーの単独3位に食い込んだ。首位とは5打差の7位タイでスタートした池田は、1番で3mのバーディパットを沈め、続く2番もバーディ。さらに4番(パー5)でも着実にスコアを伸ばし、追い上げモードに入る。
9番(パー5)でもバーディを奪い、後半に入ると12番(パー3)から14番まで3連続でバーディを奪う猛チャージをみせた。しかし、終盤はチャンスを迎えることができず、上がり4ホール連続パーでホールアウトとなった。
「今日はバーディチャンスも多かったし、もう少し上を狙えたかな。午前中の途中から入らなくなってきてから、いまいち伸ばしきれなかった。その辺がまだ勢いが足りなかったのかな」とラウンドを振り返る。
今季5試合中4試合でトップ10入りとなるが、その中でも3位は最高位。だが「優勝しなければどれも一緒だよ」と苦笑いを浮かべる。今季の「全米オープン」への出場資格を得るためにも、次週、そして再来週の2試合どちらかで優勝を狙う池田にとっては、今は優勝以外に興味がないのだ。